【書き物】 つれづれエッセイ
つれづれエッセイ
#3 - 『FAJ入会初年度を振り返る~入会直後の定例会~』

1月の定例会見学を経て、FAJの正会員となった私が初めて参加した定例会は、翌月の『U理論』でした。 そして、この時も通常の定例会の形式とは異なり、参加者全員がひろ~い会場に一堂に会して、 ゲスト(『U理論』の翻訳者である中土井さん)が、荒金さん(ベテラン会員さんのお一人)と一緒にファシリテートされた特別版ワークショップでした。

※この定例会の報告書もFAJのページで公開されています。 → 第83回関西支部定例会報告

はい・・・ご想像通り、私は「U理論って何じゃらほい?」という事前勉強ゼロの状態でこの会に参加してしまいました。 しかしそんな私でも、知識や経験が豊富な方々と一緒にワークをしながら、 このような業界のホットで高度なテーマについて勉強できるなんて、ありがたいな~と感じました。 積極的にワークに参加することで、自分のその時のレベルや興味に合った学びや気づきや刺激を、各自が“お持ち帰り”できるのがFAJの特長なのかもしれません。 職場に戻ってさっそく上司や同僚にもこの2月の定例会の内容を報告したところ、「これからもどんどんこういう情報を仕入れてくるように!」 という励まし(お達し?)を受け、私自身のモチベーションもさらにUp!う~ん、我ながらなんとも単純!

ところで、この2月の定例会について、もう一つある報告を上司にしました。 「そう言えば、たまたま一緒のグループになった加藤さんという方と名刺交換をしたんですが、 ベテランさんの余裕と貫録があるのに、とても腰が低くてて、ちょっと不思議な感じのする素敵な人でした。 しかもうちの会社の会長のことをご存知みたいで、びっくりしました!」 と言って、加藤さんにいただいたお名刺を上司に見せたのです。すると彼女は自分の机の本棚からおもむろに一冊を取り出しました。 その表紙にはなんと・・・ 『ワークショップデザイン~知をつむぐ対話の場づくり~』 堀 公俊 + 加藤 彰 (著) と書かれておりました。なぬぅ?!

実は加藤さんにはここ数年、社内の人材開発部門が実施している「ロジカルシンキング」の研修講師として、 うちの会社がお世話になっていることを知ったのでした。(^_^; ナハハ

その後、3月と4月には、3つのテーマに分かれて行う、通常の定例会を経験しました。 3月に私が選んだのは、中冨さんの『ファシグラ基本道場』、そして4月は、せべさんの『堅い頭を打ち破れ!本当は怖いブレーンストーミング2011』 という分科会で、ここでもまたたくさんの新しい出会いと学びと気づきを得ることができました。

ワークそのものも魅力的でしたが、個人的にはこうした定例会ワークの中で、ファシリテーターさんや会員の方々から、オススメ書籍の情報が得られるのも FAJの魅力の一つだな、と感じました。例えば、3月のファシグラの分科会で紹介していただいた、堀さん&加藤さん共著の 『ファシリテーション・グラフィック~議論を「見える化」する技法~』 は私にとって、 ファシグラで行き詰った時に開くバイブル的存在になりましたし、 また、4月に紹介していただいた 『考具 ~考えるための道具、持っていますか?~』(加藤昌治さんという大手広告代理店の方の著書)もなかなか面白く、 ファシリテーションに関係する本って色々あるんだな~と思いました。

定例会に出て、すごいなぁと感じたことを最後にもう一つ。それはこのFAJという組織の運営体制でした。 FAJには定例会の他にも様々なイベントがあり、 定例会の冒頭で必ず、そうしたイベントの告知や報告、スタッフの追加募集などが行われます。 たとえば、全国各地で開催される基礎講座(セミナー)や、 全国フォーラムや、支部合宿支部イベントなどがあり、 それぞれに異なるメンバーで構成されるプロジェクトチームが存在しているのです。 さらに、Web委員の方々による公式サイトや、ニューズレター委員による年4回郵送されてくる会報、そしてメーリングリスト上での情報交換もとても活発。 もちろん複数のプロジェクトメンバーを兼任されている方もおられるようですが、基本的には委員のメンバーはプロジェクトごとに異なります。 更に理事会(全国)や運営委員会(支部)が、定例会やそうしたイベントなどを横串に見ていて、 規約もきちんと文書化され、毎年全会員に丁寧に説明した上で、更新・修正が会員の投票によって承認されるという、 とてもしっかりした組織運営がなされているが分かりました。理事さんたちを含む会員全員が本職を別に持つボランティアなのに、すごい!!

入会してすぐの頃は私も完全にお客さん気分で、このように、ただただびっくりしたり感心したりするだけでしたが、 何度か定例会に参加しているうちに、徐々に「FAJでは“お客さん”のままでいるよりも、 何かしらのプロジェクトや運営に関わっていった方が、より多くのことが学べそうだし、ネットワークも広がって楽しそう♪」 と感じるようになっていました。

とは言え、最初からすんなりこんな風に思えたのではなく、実は正直に言うと、 定例会で全員が集まる場や個別ワークの際に、野次とも励ましともつかない大きな声を出して、 強い“内輪感”を出す人たちがいたので、私はそれがあまり気持ち良いとは感じられなくて、 なかなかこんな風にポジティブには思えない時もありました。 ただ、よくよく観察してみるとそういう盛り上げ方(?)を好む人は割と少数派で、 多くの先輩会員さんたちは、新しい人が不安や不快な思いをしないように色々と気を使ってくださっているので、 徐々に「自分も積極的にこの組織に関わっていきたい」と思えるようになった、というのが本当のところだったりします。 とにかく会員さんはすごくたくさんいて、業種も職種も性格も実に多様。それに、もともとは同じ志や興味から集まった仲間なので、 一緒にいたいと思える人が簡単に見つかるのが、FAJの良いところだな、と思いました。

というわけで、もう少し慣れたら、自分が入りやすそうなプロジェクトに参加してみようと思っていました。 そしてそのチャンスは時を待たずしてすぐにやってきました。 次のエントリーでは6月の定例会に向けた分科会ワークのアシスタントに思い切って応募し、 アシスタントして参加した定例会のエピソードを振り返ってみたいと思います。

登録日: 2012/2/21 コメント(0)
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